大雨のあとで

今日6月20日(木)の金沢城公園は、時々薄陽も差す穏やかな1日で、昨日の大雨の影響も全く見られません。 雨の季節に似つかわしい花といえばアジサイですが、兼六園では意外にもその数は多くありません。 金沢城公園二の丸広場付近では、ガクアジサイが群生していますが、ここに至る「いもり坂」を上る時に石垣を見上げれば、やはりそこにはガクアジサイの青と白の清楚な姿があり、長い坂道を上る方々を優しくお迎えしてくれます。

三十間長屋の向かい側の木立には、いつも神秘的な光が差し込み、新緑の輝きを一層引き立て、忘れられない光景で観る者を魅了します。

本丸附段から坂を下りて鶴丸休憩所に足を運べば、アジサイの他にシモツケ等、色とりどりの花々が城壁を背景に咲いています。

 

河北門をくぐり、坂を下りて左側に湿生園があります。 ここでは、アジサイの他にコオボネを始めとする水辺の植物が美しい花を開いています。 その周辺を金色のスジのように飛ぶイトトンボやシオカラトンボ、蝶の姿が観られます。

 

蝶と言えば、15日(土)にご紹介した、新丸広場花壇のスカシユリが見頃を迎え、高貴な姿で背景の菱櫓や河北門と見事なマッチングを見せていますが、その周りをアゲハチョウが飛び回り、一層華やかな雰囲気を醸し出しています。まさに金沢城の正門にふさわしい風景と言えましょうか。 皆様のご来園をお待ちいたしております。            (記:ジジ)