鉛瓦の技
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金沢城の門や櫓は、木で作った下地に鉛板を張り付ける鉛瓦が用いられています。鉛は雨にさらされると表面が銀白色に変化し、金沢城の特徴的な外観を作り出しています。
土居葺きと呼ばれる屋根下地、瓦の下地を作る大工、鉛を張る板金など多くの職人によって作られます。
鉛瓦の工程
土居葺き(どいぶき)
厚さ3mmの能登ヒバ材の薄板を重ね、竹釘で固定し屋根の下地を作る
瓦板(かわらいた)取付け
土居葺きの上に鉛板の型として、丸瓦、平瓦、鬼など瓦の形状に応じた木下地を取り付ける
鉛板(なまりいた)加工
厚さ約1.8mmの鉛板を加工し鉛瓦の材料とする
紋様のある瓦は鋳造により製作する
軒丸瓦(のきまるがわら)取付け
屋根工事は下側から行い、軒に付く紋様の付いた瓦(軒丸瓦、唐草瓦)を最初に取り付ける
鉛板葺き(なまりいたぶき)
木型の下に平瓦、丸瓦の鉛板をゴム張りにした木槌で叩いて取付、銅釘で固定する
鉛巻き
最上部の箱棟や鬼も鉛で巻いて仕上げる