重要文化財建造物、明治期の建造物
土蔵(鶴丸倉庫)
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この土蔵は、以前は明治時代に入ってからの創建とみられていましたが、近年の絵図や文献資料の調査研究により幕末の嘉永元年(1848)に建てられたことが明らかになりました。
これを受け平成20年(2008)に金沢城で3件目の国の重要文化財に指定されました。
鶴丸倉庫の名称は明治以後に軍隊によって付けられたものとみられますが、この場所は鶴の丸の曲輪ではなく東の丸附段と呼ばれる曲輪です。
正面、側面図
切妻屋根は桟瓦葺きで、天井裏を土壁で塗りこめ、その上に瓦を葺く鞘屋根(さややね)の構造になっています。
内部は総二階建てで桁行約22m、梁間約15m、建築面積333㎡(延床面積636㎡)は城郭内の土蔵としては全国的に最大級の規模です。
二階の内観
修理時の写真
令和6年1月の能登半島地震により外壁の漆喰や梁石に損傷が生じ、令和7年までに修理工事が行われました。
| 重要文化財指定年月日 | 平成20年6月9日 |
|---|---|
| 建設 | 嘉永元年(1848) |
| 修理 | 令和6~7年(2024~2025) |